バンコクダークナイト

フィクション小説です。アフィリエイターとタイ・マフィアの戦いを描く。 ※リアルなタイを表現する上で、性的な内容も扱います。R18指定。

パヤシラ・ダークネス

パヤシラ・ダークネス 第5話

「よう、久しぶりだな」 肩を叩いたのはカズヤだった。 「早かったな」 「ああ、夜中だったからスムーズに来れたよ」 「すまない、こんな時間に呼び出してしまって」 「構わんよ、ビジネスだ。何があったんだ?」 カズヤにこれまでの経緯を説明する。少し柄…

パヤシラ・ダークネス 第4話

女をホテルへ連れて帰った事を後悔しても仕方が無い。今は6000バーツを取り戻す手段だけを考えよう。 部屋の扉の前に立ち、彼女の退路を断ちつつ動きを注視した。彼女はなぜか部屋をキョロキョロと見回している。部屋の中で何かを探し回っているようだ。…

パヤシラ・ダークネス 第3話

彼女を抱えながらディスコの外へ出る。入り口にいた警備員達もこちらを見てクスクスと笑っている。彼女自体はそこまで重くない。このまま抱えて運び、停まっているソンテウに乗せる事も出来るだろう。ただ、テンションはそこまで上がっておらず、少し恥ずか…

パヤシラ・ダークネス 第2話

俺はウェブサイトに広告を張り、そこから得られる収入で生活をしている。いわゆるアフィリエイターだ。ウェブサイトの作成はインターネット環境があればどこでも可能なので、場所に制限はない。ネット環境があれば世界のどこへいても出来る仕事である。時間…

パヤシラ・ダークネス 第1話

タイのハブ空港であるスワンナプーム国際空港に到着しタクシーで2時間、ようやくタイ第二の都市パヤシラのホテルに到着した。時間は午後11時を回っている。そのままホテルで眠りについても良かったが、久しぶりのタイだ。初日の夜から街に繰り出したい。 …